2006-5-10

タイ・NZ:スカイシティホテル


バスの左側前部の乗車口から私たちは乗車した。15ドルの片道乗車券を運転手に渡した。

「どこのホテルへ行くんだい?」運転手は私たちに向かって尋ねた。
スカイシティホテルへ」と私は念を押すように言った。

まだ車内に乗客はいなかった。私と妻は並んで座席に腰を下ろした。目の前には何種類かの観光関連パンフレットが入ったラックが据え付けられている。パンフレット表紙にはラフティング、ワイトモ洞窟ツチボタルツアー、マオリ族ショーなどの事柄が記されていた。

何人かの乗客を乗せてエアバスはオークランドに向けて出発し始めた。窓の外に目を向けると箱型トレーラーをけん引する乗用車が見える。トヨタ、マツダ、ニッサン、ホンダ、ミツビシなど思ったよりも多くの日本車が見える。やがて幹線道路をバスは走り、空港を出て30分ほど経つとオークランド市街地に着いた。

 「スカイシティ!」と運転手は通る声で言った。

 バスはスカイシティホテルに到着した。私と妻はそれぞれの荷物―スーツケースやバッグ―を持ち、忘れ物がないかを確かめながらバスから降り、目の前にある自動ドアをくぐってスカイシティのビルに入る。私はホテルのレセプションはどこだろうと思い辺りを見渡した。それらしき場所は20メートルほど先に見えた。

 そちらへ歩くとやはりフロントだった。私はチェックインの手続きをする。フロントスタッフの差し出す紙にサインをしたり、スタッフにクレジットカードを提示したりして、それからスタッフはホテル客室のカード型キーを2枚私に渡した。



 客室はブルーをベースにコーディネイトされていた。そのコーディネイトはどこかしらオークランド空港の青色を私に思い起こさせた。部屋で私はニュージーランドのガイドブックをみたり、ホテルの案内書を読んだりして情報にざっと目を通した。そして、客室に置いてあった湯沸しポットとティーバッグで紅茶を二人分入れた。
 「ありがとう」と妻は言い、紅茶の入ったカップに口を付けた。私と妻は両替をする必要があったので、両替をしてから散歩をすることにした。スカイシティの建物から外へ出て、私と妻は坂を下りて歩いていた。しばらくすると『The National Bank』という銀行を見つけた。グリーンの背景に馬のマークが印象的な銀行の看板だった。

 私たち銀行の中へ入った。典型的な日本の銀行よりはなんとなく開放的なつくりで堅苦しい雰囲気が少ないような気がした。なぜなら、そこにはピアスをした行員や髪の一部が赤色をしている行員がいたからかもしれない。銀行顧客の列に並んで私は一万円札をニュージーランドドルに両替してもらった。

 両替を終えてそれから街をさまよった。なるべく人が多くにぎわっているところを散策した。交差点に立っている通りの標識を見るとクイーン・ストリートと書いてあった。街の中の人々はかなり東洋人の割合が多く、人々の雰囲気、店の看板などから考えると、私は中国や韓国語を話す人がこの地には多いように感じた。

(2004年8月24日)




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