2006-5-10

タイ・NZ:キアオラ ( Kia ora )!*マオリ族ディナーショー*


 夕方7時ころ、ホテルの前にショーの送迎バスはやって来た。強面のバスの運転手はツアー参加者の名前を確認して乗車するように促す。バスの車体にはマオリ族の写真がペイントされていた。私と妻は名前を運転手に告げ、乗車した。バスはかつて日本を走っていた路線バスと思われた。なぜなら、『つぎ・とまります』のサインが運転席後ろにあったからだ。

 バスが出発するとマオリ族のショーについてバスの運転手はとてつもなく陽気なノリで説明し始めた。それから、運転手兼ガイドはツアー客に楽しんでもらうため止まることなくしゃべり続けた。彼は英語でジョークを飛ばしているのだが、私の脳にはさっぱり解らなかった。私には英語の能がないのだ。しかし、英語圏の客はこのうえなく楽しそうに笑っていた。そのバスの中の雰囲気は日本ではありえない陽気さだった。

「キアオラ!(kia ora)」と運転手が叫んだ。
「マオリ語でこんにちはって意味だよ。さあ、みんなも、キアオラ!」
「キアオラ」と私たちも言った。

 キアオラが車内に響き渡る。私は初めてここでキアオラというマオリ語を覚えたのだ。

 バスは20分ほど走ったのだろうか、私と妻を含めたツアー客の一行はマオリ・ヴィレッジへ到着した。ヴィレッジの入り口広場へ私たちは移動した。山から何人かのマオリ族が現れた。
「#$%*+#,☆w$!!」とマオリの男は叫び、夜のしじまを破る。
続いて数人のマオリの男と女が姿を現した。マオリの長は、私たちのツアー客代表の4人と互いに鼻先を合わせて挨拶をした。一連の入村儀式が終わり、ツアー客一行の入場は許可された。

 私と妻はマオリ族の村へ入った。そして、しばらく再現されたマオリ族の集落を見学した。そこではマオリ族の昔の生活風習を知ることができる。30分くらいしてから次はホールに移動し、そこで私たちはマオリ族の伝統的ダンス見たり、歌を聴いたりした。マオリ族の遠い昔の記憶を今に蘇らせるような歌や踊りに思いを馳せるひとときであった。

(2004年8月25日)




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