2008-11- 2

手紙


手紙

東野圭吾さんの手紙を読んだ。東野圭吾さんの作品はこれが初めて。
しかも、つい最近まで「あずまのけいご」と思っていました(^^;
(ひがしのけいごです。)

東野圭吾さんの作品は、映画化やドラマ化されている印象が強く、
そういう作品はどちらかと言うと敬遠する傾向の私ですが、
以前友人と電話で話をした時に、彼女が東野作品を読んでいることを知り、
その時手紙が話に出てきたので、気になって読んでみたくなったのでした。

小説に出てくる手紙は、兄から弟への手紙がほとんどですが、
その手紙が弟を苦しめていきます。
弟が幸せをつかもうとするたびに、兄の存在、兄からの手紙が幸せを遠ざけていきます。
ほんと、これでもか、これでもかというくらい。

読んでいて苦しいし、犯罪なんて遠い世界のような気がしてたけど、
自分の身近なところでいつ起こるかわからないという現実を突きつけられました。
加害者や被害者に絶対ならないとは限らないんですよね。

いろんな手紙が出てきますが、最後の兄が書いた手紙は、
それは弟へ宛てた手紙ではないけれど感動して涙が止まりませんでした。
そして、ラストシーンに私は、「うっ、うっ」と声を詰まらしながら泣いてしまいました。
苦しくて、せつなくて、でも救われた気分にもなるラストで、
東野圭吾さんに対して、「御主、なかなかやるなぁ~」と思いました。

今まで何かのマニュアル本(最近は収納に関する本が好き)やビジネス本、
自己啓発本などを好んで読んでいましたが、小説もいいな、新鮮!と思わせてくれました。
彼の作品をまた読んでみたいな(^^)



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