2008-11-15

安い授業料と大切なもの(2)


安い授業料と大切なもの(1)の続きです。

乗ろうと思っていた電車を見送る時の腹立たしさ、むなしさといったらたまりませんでした。
もう、今日は電車にも乗りたくなかったし、図書館にも行く気持ちにもなれなかった。
仕方なく、とぼとぼ改札に戻り、駅員さんに事情を話しいったん改札を出ました。

今日は、回数券を買わず、Suicaにすべきだったんだ。
最初はそうするつもりだったのに…。
1枚得だからと買った回数券は、1枚紛失してしまったことで意味がなくなってしまった。

絶対出てくるはずもないと思いつつ、紛失届を駅に提出し、
財布からまた回数券を一枚出し、改札を通りました。
(かなり怒っていたので、思わず紛失届を出してしまいましたが、
冷静に考えると、たかが回数券1枚で紛失届を出すんじゃなかった(^^; )

怒りとくやしさが混じった何とも言えない気持ちでしたが、
このまま家に帰るよりも、気を取り直して図書館に行く方が
賢明だと思い、予定通り図書館に行くことにしました。

次の電車が来る頃には、気持ちは落ち着いていたし、自分の行いに反省しました。
いつもと同じ行動をしていたのに、
今日に限って切符がなくなったのには、きっと訳があるんだって思いました。

実は、今日の私は、駅のホームで息子からほとんど目を離していました。
電車が来るまで少し時間があったので、私は本を読んでいたのです。

息子が本を読もうとした時に、ホームの椅子のすきまに切符を入れようとしたので、
「ダメよ。切符しっかり持っておいてね」
と言い、後は本を読むのに夢中になっていました。

電車がまだ来ていないとはいえ、息子から目を離すということは、
絶対してはいけないことなのに…。

もし、息子が駅のホームから落ちたら、
もし、息子が駅のホームから突き落とされたら、
もし、息子が…。

切符がなくなった時、思わず息子を怒ってしまったけど、
本当は私が息子に怒られないといけない。
「ママ、どうして僕をちゃんと見てくれてなかったの?」って…。

何もなくて本当によかった!!切符なんて、1枚百数十円じゃないの!
でも、息子はこの世でたった一人しかいない、
私にとってかけがえのない大切な存在

こんな大切なことを忘れていたのです。私は何てバカなんだろう。
今度から電車が来ていなくても、
ホームで息子から目を離さないようにしようと思いました。

それにしても、慣れってこわいですね。
毎週のように図書館に行っているからというだけで、安心しきっていました。
息子を見てなくても大丈夫なんてことないのです。
駅で本を読んだのは今回が初めてでしたが、
息子と一緒にいる時は絶対やめようと思いました。

神様って本当にいるのかもしれないな…。
神様は私に「息子から目を離すなよ~」って教えてくれたのかもしれない。
切符のことに気を取られて、大切なことを見落としていました。
百数十円の安い授業料で、大切なものがわかった一日でした。

安い授業料で大切なものがわかったので、結局得したのかな?(笑)

公園で遊ぶ息子

図書館に行った後は、久しぶりに公園に行きました。
落ち葉の絨毯(じゅうたん)がきれいでしたよ!
公園のベンチでゆっくり座りながら、
「あぁ~息子に何もなくてよかった」と幸せをかみしめたのでした。




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